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みょうが

  • 栽培歴
  • 栽培ポイント
    (1)腐植質に富み、保水性、排水性にすぐれたほ場が好ましく、乾燥を嫌い日陰を好みます。土壌酸度については、適応性が広く酸性土壌でも生育可能です。
    (2)地下茎は低温に強く、土壌が凍結する場所でも越冬可能ですが、地上部は降霜により枯死倒伏します。花蕾にはアントシアニンを含み、秋期の低温で鮮紅色を示し高温期には発色が悪くなるため、夏ミョウガの栽培は夜温が下がる中山間地が望ましいでしょう。
    (3)地温が15℃前後になると地下茎の頂芽は発根し発芽します。生育適温は21~23℃で草丈、葉数とも著しい増加が見られ5~6日で1枚の出葉が認められます。花芽分化については、本葉が7~8枚程度になると起こるとされ、12~13枚で出蕾、その後開花します。しかし、系統、年生、栽培条件等で異なることも多く、生理については不明な点も多々あります。
  • 品種・増殖方法
    品種
    陣田早生
    増殖方法
    冬期、あるいは芽が動き出す前の地下茎を用いるのが一般的です。間引き後の株も使用できますが、定植後の乾燥対策が必要になります。
  • 定植準備
    種地下茎の準備
    無病地下茎を調達することはもとより、品質や収量を考慮しを選定します。ただし、現在、優良な無病地下茎の入手については、主要産地での根茎腐敗病の多発から非常に困難な状況です。
    土づくり
    定植20日以上前までに堆肥や土壌改良材を施用しておきます。
  • 定植
    時期
    3月上旬~4月上旬(地下茎利用) 6月中旬~7月上旬(間引き苗利用)
    凍結の恐れがある地域では、地下茎の活動前に植え付けを行います。間引き苗を利用する場合は、活着の良い梅雨期に行います。
    定植方法・栽植密度
    畦幅 60cm : 株間15cm(頂芽の間隔) : 覆土5cm
    敷き草
    定植後、乾燥防止や、品質向上を目的に敷き草を行います。
  • 定植後の管理
    【1年目】
    施肥
    地下茎利用の場合、化成肥料については、発芽揃いを良くするために、発芽後に窒素成分で6~7kg程度を基肥として施用します。その後、草勢を見ながら6月下旬に窒素成分を追肥します。
    かん水
    6~7月に乾燥する場合はかん水を行い、敷込んだ落ち葉が常に湿度を保つようにします。2年目以降も同様に行います。
    【2年目】
    間引き
    本葉6枚期に1平方メートル当たり100本程度となるように間引きを行いましょう。なお、5葉期以前の間引きは分けつを促し茎数が増加するため、収量、品質に悪影響をおよぼします。
    また、3年以降になると茎葉が過繁茂となり品質低下をきたすため、3月上旬から4月上旬に通路の確保も合わせうね間の間引きを行います。掘り取ったうね間は3年ほどでふさがるので、順次間引き場所をずらし、10年程度で全面更新となるようにします。
    施肥
    茎葉が倒伏した冬期に土壌改良材、また、化成肥料を緩効性主体に窒素成分を施用し、その後敷き草を行します。生育期の追肥については、時期が早いと茎数増加になり花蕾が小さくなるので、花蕾分化後の6月中下旬に窒素成分を施用します。
    敷き草
    着色促進、乾燥防止等を目的とし、落ち葉による敷き草を行います。
  • 主な病害虫と防除対策
    根茎腐敗病
    連作や排水不良のほ場で梅雨明け後から発生します。高温期の遮光処理で地温の上昇を抑えると発病が少なくなります。多肥栽培を避けるとともに、排水対策や登録薬剤による総合防除を行います。
    葉枯病
    5月中旬以降発生し、気温が高いほど、また軟弱生長した葉ほど発生が多くなります。激発が予想される場合には適用薬剤による防除を行います。
  • 収穫
    本格的な収穫は2年目からとなります。
    標高差、地形や系統の組み合わせにより、7月中旬から10月上旬までの収穫が可能である。
    花蕾の直径が1.5cm以上になったら収穫を行います。出蕾期に幅があるため、第1回目の収穫後、7~10日以降に2回目の収穫を行います。
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