2024年3月
3月のぐんまの農業(2024年)
エダマメの播種始まる (2月下旬から)
【前橋市】前橋市ではエダマメ栽培が盛んで、早い地区では2月下旬からトンネル栽培される極早生種のは種が始まります。出荷は6月上旬からとなります。
半促成ナス出荷始まる (3月)
【伊勢崎市、玉村町】佐波伊勢崎地域の半促成ナスは県内でもトップクラスの産地です。ハウスの中に定植されたナスの出荷は3月から始まり、「なす・きゅうり選果場」を活用しながら7月まで続きます。
小玉スイカ出荷始まる (3月)
【伊勢崎市】管内の小玉スイカは主に「ひとりじめ7」という品種がつくられています。気温が上昇する4月から6月まで出荷最盛期で、甘く、シャリ感のある味が楽しめます。
群馬県育成品種「やよいひめ」の収穫最盛期 (5月中旬頃まで)
【渋川市、榛東村、吉岡町】渋川北群馬地域はイチゴの生産者38戸、約7.6ヘクタールで県内でも有数の産地です。そのうちの約7割で「やよいひめ」が栽培されています。摘み取り体験ができる観光農園から、味にこだわった生産者直売まで、様々な販売形態があります。『やよい』の名にふさわしく、これから収穫最盛期を迎えます。春の味を味わいに、ぜひお越しください。
国府果菜苗組合で野菜苗出荷始まる (3月下旬~5月下旬)
【高崎市(国府地区)】高崎市の国府果菜苗出荷組合では、16名の組合員が、野菜苗の生産を行っています。作目・品種は、80近くあり、消費者のニーズ、流行の野菜などを取り入れるなど、きめ細かく対応しています。今年は、約70万鉢の野菜苗の出荷が3月下旬頃から始まり、5月の連休頃に出荷最盛期を迎えます。
いちご「やよいひめ」の出荷最盛期 (3月上旬~5月)
【藤岡市】群馬県育成品種であるイチゴ「やよいひめ」の出荷が最盛期を迎えます。甘みと酸味のバランスが大変よく、果肉もしっかりとして、とてもおいしいイチゴです。藤岡産イチゴは主に京浜市場へ出荷されていますが、地元では道の駅ららん藤岡やJAたのふじみっけもん等の農産物直売所の他、スーパー等でも一部販売されています。
高原野菜の定植が始まる (3月)
【長野原町】北軽井沢応桑地域では、1~2月よりビニールハウス内でレタスやハクサイ、キャベツの育苗が始まっています。ほ場に雪が残っている場合は、堆肥等を雪の上にまき、雪解けを早める「けやしぶち」と呼ばれる作業を行い、3月中旬頃からレタスやハクサイ、3月下旬頃からキャベツの定植が始まります。
レタスの育苗始まる (3月上旬~)
【JA利根沼田野菜育苗センター】赤城高原レタスの生産を支えているのが、農家に供給されるセルトレイ苗です。JA野菜育苗センターから2~8月までに供給される苗は約1,600万本で、日本有数のレタス産地を支えています。
水稲の育苗準備始まる (3月下旬~)
【JA沼田水稲育苗センター・西部水稲育苗センター】JA利根沼田水稲育苗センター(沼田市、みなかみ町)は地域の育苗を一手に引き受け、良食味米産地である利根沼田の米作りを支えています。今年も約14万箱分の育苗作業が始まります。
「藪塚こだま西瓜」の出荷始まる (3月~)
【太田市薮塚地区】太田市藪塚地区は、小玉スイカの産地として全国的に知名度が高く、「藪塚こだま西瓜」の名称で出荷しています。お正月に手作業で授粉した果実は順調に生育し、3月1日から出荷が始まる予定です。
トウモロコシは種始まる (3月中旬~)
【桐生市、みどり市】桐生市、みどり市はトウモロコシの生産が盛んです。トンネル早熟栽培のは種が3月中旬から始まります。収穫は6月中旬から7月中旬まで続きます。
半促成ナスの収穫始まる (3月末)
【桐生市、みどり市】桐生市、みどり市はナスの生産が盛んです。施設ナスは3月末から収穫が始まり、7月下旬まで続きます。長期どりの作型では11月までとなります。