2024年6月
6月のぐんまの農業(2024年)
エダマメの出荷始まる(6月上旬頃)
【中部管内】前橋市では北西部を中心にエダマメ栽培が盛んで、トンネル栽培によるものは6月上旬から収穫が始まります。京浜市場への出荷は8月下旬まで続きます。
ブルーベリーの収穫始まる(6月上旬)
【中部管内】前橋市、渋川市ではブルーベリー栽培が盛んで、6月から収穫が始まります。各地で観光摘みとり園が開園し、多くの観光客が摘み取り体験に訪れます。また、京浜市場へも出荷しています。7月には県育成品種の「おおつぶ星」や「あまつぶ星」の収穫も始まり、大玉で甘い果実が人気です。
田植え作業が最盛期(6月中旬)
【中部管内】前橋市は、県内有数の水稲栽培地域です。 一つの水田に米と麦が交互に栽培される二毛作栽培が中心となっているのが特徴です。6月に麦が収穫されると、水田景色は瞬く間に一変し、田植え作業が行われます。
エダマメの収穫始まる(5月中旬~10月)
【伊勢崎市】伊勢崎市境地区はエダマメ栽培が盛んです。ハウス栽培のエダマメは、5月中旬から収穫になります。露地ものは10月まで京浜市場を中心に出荷されます。新鮮で風味と甘みが豊かで好評です。
露地ナス収穫始まる(6月中旬~10月)
【伊勢崎市】佐波伊勢崎地域は露地ナスの栽培が盛んで、6月中旬には収穫が始まります。V字仕立てで枝を誘引されたほ場は整然とし、10月まで高品質の果実が収穫、出荷されます。
トウモロコシ出荷始まる(5月下旬~8月)
【伊勢崎市】伊勢崎市東地区、赤堀地区はトウモロコシの栽培が広く行われており、県内平坦地のトップクラスの栽培面積を誇っています。トンネル等を利用して普通より早く収穫期を迎えた糖度の高いトウモロコシは県内や京浜に向け出荷されています。
小麦の収穫始まる(6月上旬)
【伊勢崎市、玉村町】佐波伊勢崎地域は、小麦の作付け面積が約1600ヘクタールあり、県内有数の小麦産地で、収穫期を迎えたこの時期は「麦秋」を実感できます。小麦の収穫作業は6月上旬頃から始まります。
ハウス栽培ズッキーニの出荷本格化(5月下旬~)
【渋川市(北橘町、赤城町)】JA赤城たちばな管内では、近年、雨よけホウレンソウの輪作品目としてズッキーニのハウス栽培が増えています。収穫時期は5月~7月と9月~11月で、主に京浜市場に出荷されます。ハウス栽培のズッキーニは品質が良く、市場から高い評価を得ています。
ハウスモロヘイヤの出荷始まる(5月下旬~)
【渋川市北橘町】渋川市北橘地区を中心にモロヘイヤの栽培が行われています。ハウス栽培は約1.2ヘクタール、30戸の生産者が取り組んでおり、露地モロヘイヤと合わせて県内でも有数の産地です。栄養価が高く、夏場の需要増に合わせて出荷拡大を見込んでいます。
群馬の青ウメ「白加賀」の出荷最盛期(6月上~中旬)
【高崎市 安中市】高崎市、安中市のウメ産地では、群馬県の主力品種「白加賀」の収穫が最盛期を迎えます。「白加賀」は梅酒や梅ジュースの原材料として人気があり、京浜等の市場や加工業者へ出荷されます。
ブルーベリーの収穫始まる(6月上旬)
【西部管内】西部管内は県内有数のブルーベリーの産地であり、県内で最も早く6月上旬頃より収穫が始まります。大粒で食味の良いハイブッシュ系品種が中心となっており、市場出荷のほか、摘み取り園では6月から9月までの長い期間摘み取りを楽しむことができます。
露地ナスの出荷始まる(6月中旬~11月下旬)
【高崎市、安中市】各地で6月から本格的な出荷が始まります。今年は、新規栽培者の15名が加わって95名で取り組んでいます。定植後の生育はおおむね順調に進んでおり、出荷量は平年並みの約28万トンが見込まれます。
「なんもくの花」の出荷が最盛期(6月~7月)
【南牧村】南牧村では農家20名が、50品目以上の宿根草や花木の切り花生産をしています。6月に入り、スモークツリーやアナベルなどの花木類やヒメヒマワリ、リシマキアなどの宿根草類の出荷が最盛期を迎えます。色鮮やかな「なんもくの花」は首都圏と北海道へ出荷されます。
イチゴ(やよいひめ)の育苗始まる(5月下旬~9月下旬)
【藤岡市、高崎市新町】多野藤岡地域は県内有数のイチゴ産地で、約80戸の生産者が「やよいひめ」を生産しています。すでに、来シーズンのイチゴ生産に向けた育苗が始まっています。秋の定植に向けて長期間にわたり日々細やかな管理が行われます。
露地ナス出荷はじまる(6月上旬~11月上旬)
【藤岡市、高崎市吉井町】多野藤岡地域は露地ナス栽培が盛んで、6月上旬より出荷を迎えます。主に京浜・東北へ向けて販売され、霜が降りる11月頃まで収穫が続きます。
ズッキーニ出荷はじまる(6月~)
【藤岡市、高崎市吉井町】多野藤岡地域はズッキーニ栽培が盛んで、6月上旬から収穫が始まり、8月頃まで出荷が続きます。
特産「下仁田ネギ」種採り作業(6月上中旬)
【富岡市、下仁田町】群馬県の特産「下仁田ネギ」の次年度用の種採り作業が始まります。大きなネギ坊主は直径20センチメートル以上にもなります。
夏秋どり野菜の出荷始まる(6月上旬~)
【長野原町】長野原町は冷涼な気候を活かした高原野菜の栽培が盛んです。レタス類の出荷は5月から始まっており、6月上旬からハクサイ、6月中旬からキャベツやズッキーニ等の出荷が順次始まる見込みです。
露地ズッキーニの収穫始まる (6月中旬~10月下旬)
【吾妻郡全域】6月中旬からズッキーニの出荷が始まります。吾妻地域のズッキーニ栽培は、昭和60年から長野原町の北軽井沢応桑地区で始まり、現在、吾妻郡全域で栽培され、栽培面積も増加しています。露地栽培では県内一の生産量があります。出荷は7月~8月にピークを迎え、霜の降りる10月まで続きます。
リンゴの摘果作業が最盛期(6月上旬~中旬)
【中之条町、東吾妻町、高山村など】吾妻地域のリンゴは、「直売」や「もぎ取り」、「贈答用宅配」を中心に販売されています。摘果作業は、熟練の技術により収穫期の品質をイメージしながら手作業で行われます。秋に高品質なリンゴを収穫する為の大変重要な作業の一つです。
利根沼田地域のダイコン出荷始まる(6月上旬~10月下旬)
【片品村・沼田市利根町】利根沼田地域(片品村、沼田市利根町)は県内を代表する夏秋ダイコンの産地です。異常気象で栽培が難しい中でも、輪作や収穫時期に応じた品種選定などを通じて品質安定に取り組んでいます。出荷は6月上旬頃から10月下旬まで続きます。
さくらんぼ狩り始まる(6月中旬~7月上旬)
【沼田市・みなかみ町】県内一のさくらんぼ産地である利根沼田地域は、沼田市・みなかみ町を中心に約25ヘクタールが栽培されています。6月中旬から収穫がはじまり、「高砂」「佐藤錦」をはじめ数多くの品種があります。家族連れには観光もぎ取りが人気で、女性グループには食べ放題コースが人気です。
小麦収穫盛ん(6月上旬)
【邑楽館林地域】邑楽館林地域は小麦の作付面積が約700ヘクタールの産地です。6月上旬から県育成品種「さとのそら」の収穫が始まります。
エダマメ出荷始まる(6月上旬)
【太田市】太田市はエダマメの栽培が盛んです。栽培面積は約120ヘクタールで平坦地では県内一です。ハウス栽培または不織布等を利用した栽培では6月上旬から収穫が始まり8月下旬まで続きます。
中山間地域の田植えが最盛期(5月下旬~6月中旬)
【桐生市黒保根地区、みどり市大間々地区等】中山間地域のコシヒカリ、ひとめぼれの作付けが始まります。5月下旬から6月上旬頃が田植えの最盛期です。収穫は9月中下旬頃の予定です。
トウモロコシ収穫始まる(6月中旬)
【桐生市、みどり市】桐生市、みどり市はトウモロコシの栽培が盛んです。6月中旬から収穫が始まり、7月中旬まで続きます。
酒米の田植え始まる(5月下旬~6月中旬)
【桐生市、みどり市】桐生市新里地区、みどり市大間々地区、東地区では9戸994アールで酒造好適米品種「舞風」、「五百万石」、「若水」及び「山田錦」が作付けされる予定です。田植えは5月下旬から始まります。収穫は9月下旬~10月中旬となる見込みです。