旬感ぐんま

旬感ぐんま  2014-15年11月~1月

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今食べたい!旬の食材ネギ

  • 下仁田ネギ  殿様が愛したネギ
      群馬県の西部に位置する甘楽郡下仁田町。この町の名産と言えば、何と言っても町の名前が付いた「下仁田ネギ」。古くから作られてきたこのネギは、江戸時代の大名にも好まれたといい、幕府城内の旗本から地元名主へ「葱200本至急送れ、運送代はいくらかかってもよい」という趣旨の手紙が送られた記録が残っています。また、地元高崎藩の殿様が諸国大名への年末年始の贈答品としていたという記録もあり、これらが別名「殿様ネギ」とも言われる由縁です。太いものでは直径4~5センチにもなる貫禄のあるその姿は、群馬を代表する地域伝統野菜です。
    太くて甘い極上の逸品
      大澤善正さん(68)は、この町で50年近く下仁田ネギを育てているベテランです。
      「下仁田ネギは、とにかく手間と時間がかかります。秋に種を播いて、春と梅雨明けに2回植え替え、一年半かけて冬にようやく収穫。でもこの手間こそが、身の締まった甘くておいしい下仁田ネギの秘訣なんです」
      時間をかけてじっくりと大きく育ったネギは、植え替えの度に、いわば「根をいじめる」ことによって、さらに太く、丈夫でしっかりと締まった身になるのだそうです。「収穫も一苦労。太くて重みのあるネギを、一本一本手作業で掘り取っていき、半日ほど天日にさらされ、出荷となります」
      11月~1月の短い期間しか出回らないのも、このネギの特徴。「寒くなって霜が降りることにより、下仁田ネギ特有の甘みが出てきます」手間をかけて作るからこそ、本当においしい時期にだけ味わっていただきたい。そんな産地の強い思いが表れています。
      「毎年、この時期になると県外からうちのネギを買いに来てくださるお客さんがいるんです。自分の育てたネギを楽しみにしてくれていることが、とても嬉しい。そんな人たちのためにも、頑張っておいしいネギを作り続けたいですね」
      下仁田ネギを育てるうえで苦労するのは、病害虫への対処です。生育期間も長いので、その都度適切に防除しなければなりません。また、ネギは湿気を嫌うので、雨が降ると根が弱ってしまう。畑の水はけにも日々気を遣っています。
      それでも、下仁田はネギを育てるのに適した環境に恵まれています。粘土質の土はこのネギと相性が良く、乾燥した気候も生育に適しています。だからこそ、古くからこの土地にネギ栽培が根付いたのでしょう。おいしいネギができるのは、この土地のおかげ。現在、下仁田には350人以上の下仁田ネギ生産者がいますが、これからも地域一丸となってこの町自慢のネギを守っていきたいです。
    大澤善正さん(JA甘楽富岡 下仁田ネギ部会長)
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  • ぐんま・すき焼きアクション 始めました
      群馬県は、豊富な農畜産物に恵まれた「首都圏の台所」。上州和牛、下仁田ネギ、しいたけ、しゅんぎく、白菜、そして生産量全国一位を誇るこんにゃく(しらたき)まで、すき焼きの具材が全て県産でまかなえる「すき焼き自給率100%」の県です。
      そこで、このたび、群馬県は「すき焼き応援県」を宣言し、すき焼きを通して本県産農畜産物の魅力を全国へ発信する「ぐんま・すき焼きアクション」をはじめました。本年6月の「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録を機に、県外、そして広く海外から注目されている群馬県。そんな本県を代表するおもてなし料理として、本県の魅力が結晶したすき焼きを、「好き好き!すき焼き大使」に就任したぐんまちゃんとともに応援していきます。
    参加企業が増えています
       群馬県の食材を使ったすき焼きメニューを提供する飲食店や、店頭で「群馬のすき焼き」コーナーを作る小売店など、群馬のすき焼きをPRしてくださる企業の皆様に、「ぐんま・すき焼きアクション」参加企業になっていただいています。参加企業は、11月14日現在、49。参加いただいた企業の皆様には、ぐんまちゃんイラスト入りすき焼きアクションロゴマークの提供や、>> 「ぐんま・すき焼きアクション」facebook等を活用した積極的な情報発信にご協力いたします。皆様もぜひご参加ください。
    >> 「ぐんま・すき焼きアクション」発信サイト~すき焼きドットアクト~
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編集後記

  •   いつも「旬感ぐんま」をご覧いただきありがとうございます。
      いよいよ霜が降り、下仁田ネギがおいしい季節になりました。下仁田ネギは、見た目のインパクトはもちろんですが、味も格別。生で食べるには辛いですが、じっくりと火を通すと、驚くほどの甘く、とろっとした食感になります。ネギというと脇役のイメージが強いですが、下仁田ネギは料理のメインとしてお楽しみいただけます。
      この冬は、下仁田ネギとともに本県産の肉や野菜をたっぷり使った、オール群馬のすき焼きをお楽しみください。
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