畑の条件と野菜の種類選び
- 自宅から畑までの距離
遠い 手間のかからない野菜 →かん水難しい
近い 毎日収穫する様な野菜や、ハウス栽培など、こまめな管理を必要とする野菜も可能 →かん水可能 - 週に何回通えるか
1~2回 タマネギ、カブ、ハクサイなど
3~4回 トマト、トウモロコシ、インゲンなど
5~7回 キュウリ、イチゴなど - 畑の規模、水はけ、日当たり
狭い 少量消費する野菜や、種類をしぼる
広い 消費量の多い野菜や、貯蔵性の高い野菜
多湿に強いが乾燥に弱い ミツバ、サトイモ、セルリー、フキ
多湿に弱い サツマイモ、トマト、根深ネギ、ダイコン、ゴボウ、カボチャ
日陰でもかなり耐える ミョウガ、フキ、ミツバ、ショウガ、パセリ、セルリー、レタス、葉ネギ、サトイモ、インゲン
日陰ではうまく育たない スイカ、メロン、トマト、トウモロコシ、サツマイモ
野菜を選ぶときの注意点
- 消費量(重量)からみた栽培面積の目安
1人1日当たりの野菜摂取量目標(厚生労働省) 350g
1人1年に換算 128kg
100平方メートル当たりの野菜平均収量 ≠120kg
1人の1年分の野菜を生産するのに必要な面積 ≠107m2
畑の利用を2回とすると ≠54m2 - 連作障害
同じ畑で同種、同科の野菜を連続して栽培すると、土壌病害虫の増加、土壌養分のアンバランスや欠乏などにより生育が悪くなり、減収してしまう。
【対策】
同種、同科の野菜を周期的に換えて作付けする輪作を行う。
畑の面積が十分であれば休耕し、土づくりに専念するとさらに効果的。