えだまめ(家庭菜園サポート)
栽培ポイント
- 作型に応じてビニール、ユーラック、タフベル、寒冷しゃ等の被覆資材を使い分け、保温、風害対策を行います。
- 窒素肥料の多用により、過繁茂、着莢不良が発生しやすいので控えめに施用します。
品種・播種
- 露地栽培では早生、中生種を用いましょう。
- 4月下旬~5月下旬・ は種後は鳥害を防ぐため、発芽揃いまでは不織布等をべたがけすると良いでしょう。
ほ場整備
- 施肥
基肥は、は種の15日前に全面に施用し、良く耕しておきます。
窒素過多にすると、徒長して着莢、実入りが悪くなるので、前作の残肥を考慮し適正量を施します。基肥の窒素成分は5kg前後とし、直まきでは施肥量を2割程度減らしましょう。 - タネバエ対策
マルチング前に殺虫粒剤を散布し土と良く混和しておきます。
栽植様式
- 栽植密度
露地栽培は、株間30cm、条間60cmの1条植えとします。
栽植後の管理
- 温度管理
3月中旬以降には種する場合は、ユーラックとタフベルによる2重被覆とします。被覆資材は気温の上昇に応じて徐々に取るが、ユーラック、タフベルの除去は、開花時期と重なると低温・風害が発生しやすいので、着莢を確認してから行います。 - かん水
開花時に乾燥すると生育、着莢が悪くなるので、通路にかん水します。 - 追肥
開花が終わった後に行います。 - 中耕・培土
本葉3枚と6枚時の2回、除草を兼ねて軽く行います。
主な病害虫と防除対策
- べと病、アブラムシ、ハダニ、ダイズサヤタマバエ、などの防除を行います。薬剤散布は開花中は薬害が出るので避けます。
収穫
- 開花後35~40日を目安に、莢が退色しないうちに収穫します。収穫適期が短いので、収穫はやや若どりで始め、莢の品温の低い早朝に行います。