土づくりの基礎

野菜作りに適した土

水はけと通気性がよい土 手間のかからない野菜 
水持ちがよい土
有機物を多く含み肥料分に富んでいる土
土の酸度が適正な土
土の中に病気や害虫がいない土

→地力が大きい土※地力:土地の生産力のことをいう

土づくりの基礎

(1)なぜ土作り?
有機質(堆肥や腐葉土)を施すことにより、土を団粒構造にするとともに、肥料分を蓄える力を高める。=地力が大きくなる

●団粒構造
土の粒子が(砂、粘土)がくっついて小さな固まりをつくり、その固まりが粗密に並んだ土のこと。
有機質が分解するとおよそ1割の腐植と呼ばれる黒い物質が残る。この腐植が砂と粘土をくっつけ団粒化するために必要な糊の働きをしている。

●腐植は消耗する
耕作土壌の腐植含有量はおよそ4%で、このうちの2%が1年間に消耗すると言われている。この量は、土の量に対して0.08%に相当する。腐植を補うのに最も有効な手段が有機物の(質の良い堆肥)の施用である。堆肥のおよそ1割が腐植として残るので、消耗する腐植量の10倍に相当する堆肥を投入すれば地力を維持することができる。

土壌改良材(石灰、苦土石灰など)を施すことにより、野菜の種類に応じた土の酸度に調整する。
●pHの目安と 野菜の種類について
酸性に弱い  6.0~7.0 ホウレンソウ、ナス、タマネギ、ゴボウ、アスパラガス、ショウガ
酸性にやや弱い  5.5~6.5 キュウリ、メロン、トマト、ニンジン、エンドウ、キャベツ、カリフラワー、セルリー、ブロッコリー、レタス
酸性にやや強い  5.5~6.0 サツマイモ、サトイモ、パセリ、トウモロコシ、インゲン、ダイコン、カブ
酸性に強い  5.0~5.5 ジャガイモ、スイカ
参考:pH7が中性、数字が下がるほど酸性が強い

土作りの実際

●は種・植え付けの1ヶ月前
堆肥と苦土石灰を均一にまき10~15cmの深さによく混ぜておく。
●施す目安
 堆肥 80kg標準/面積100平方メートル
 深さ10cm当たり
 苦土石灰
 栽培する作物で調整。
 100平方メートルに10kg施すとpHがおよそ0.35上がる。
 1回に施用する量は最大20kg。
●は種・植え付けの7~10日前
 栽培に必要な化成肥料を施す。