6月のぐんまの農業(2023年)
夏ゴボウの出荷始まる (5月中旬~9月)
【伊勢崎市】伊勢崎市豊受地区、境地区は、日本でも有数の夏ゴボウの産地です。前年の10月~11月に種をまき、寒い冬を耐えて収穫を迎えたゴボウが、5月中旬から出荷されています。香り高い夏ゴボウの味覚をぜひ一度ご賞味ください。
≫ぐんま食材辞典:ゴボウ
エダマメの収穫始まる (5月中旬~10月)
【伊勢崎市】伊勢崎市境地区はエダマメ栽培が盛んです。ハウス栽培のエダマメは、5月中旬から収穫になります。露地ものは10月まで京浜市場を中心に出荷されます。新鮮で風味と甘みが豊かで好評です。
≫ぐんま食材辞典:エダマメ
ハウス栽培ズッキーニの出荷本格化 (5月下旬~)
【渋川市(北橘町、赤城町)】JA赤城たちばな管内では、近年、雨よけホウレンソウの輪作品目としてズッキーニのハウス栽培が増えています。収穫時期は5月~7月と9月~11月で、主に京浜市場に出荷されます。ハウス栽培のズッキーニは品質が良く、市場から高い評価を得ています。
≫ぐんま食材辞典:ズッキーニ
トウモロコシ出荷始まる (5月下旬~8月)
【伊勢崎市】伊勢崎市東地区、赤堀地区はトウモロコシの栽培が広く行われており、県内平坦地のトップクラスの栽培面積を誇っています。トンネル等を利用して普通より早く収穫期を迎えた糖度の高いトウモロコシは県内や京浜に向け出荷されています。
≫ぐんま食材辞典:トウモロコシ
ハウス栽培モロヘイヤの出荷始まる (6月上旬~)
【渋川市北橘町】渋川市北橘地区を中心にモロヘイヤの栽培が行われています。ハウス栽培は約1.2ヘクタール、30戸の生産者が取り組んでおり、露地モロヘイヤと合わせて県内でも有数の産地です。栄養価が高く、夏場の需要贈に合わせて出荷拡大を見込んでいます。
小麦の収穫始まる (6月上旬)
【伊勢崎市、玉村町】佐波伊勢崎地域は、小麦の作付け面積が約1,600ヘクタールあり、県内有数の小麦産地で、収穫期を迎えたこの時期は「麦秋」を実感できます。小麦の収穫作業は6月上旬頃から始まります。
≫ぐんま食材辞典:小麦
エダマメの出荷始まる (6月上旬頃)
【中部管内】前橋市では北西部を中心にエダマメ栽培が盛んで、トンネル栽培によるものは6月上旬から収穫が始まります。品種は茶豆風味の「湯あがり娘」が中心で、8月下旬まで京浜市場に出荷されます。
≫ぐんま食材辞典:エダマメ
ブルーベリーの収穫始まる (6月中旬)
【中部管内】前橋市、渋川市ではブルーベリー栽培が盛んで、6月から収穫が始まります。各地で観光摘みとり園が開園し、多くの観光客が摘み取り体験に訪れます。また、京浜市場へも出荷しています。7月には県育成品種の「おおつぶ星」や「あまつぶ星」の収穫も始まり、大玉で甘い果実が人気です。
赤城西麓で夏そばの収穫始まる (6月中旬~)
【渋川市(赤城町、北橘町)】赤城西麓では、120ヘクタールの夏そばが栽培されており、今年は5月下旬から収穫作業が始まります。そばは短日性植物で、関東近郊では秋に栽培される秋そばが一般的です。国産の玄そばが端境期となる夏場に新そばとして提供出来ることから、全国の老舗蕎麦屋から高く評価されています。
≫ぐんま食材辞典:そば
田植え作業が最盛期を迎えます (6月中旬)
【中部管内】前橋市は、県内有数の水稲栽培地域です。一つの水田に米と麦が交互に栽培される二毛作栽培が中心となっているのが特徴です。6月に麦が収穫されると、水田景色は瞬く間に一変し、田植え作業が行われます。
露地ナス収穫始まる (6月中旬~10月)
【伊勢崎市】佐波伊勢崎地域は露地ナスの栽培が盛んで、6月中旬には収穫が始まります。V字仕立てで枝を誘引されたほ場は整然とし、10月まで高品質の果実が収穫出荷出来ます。
≫ぐんま食材辞典:ナス
群馬の青ウメ「白加賀」の出荷最盛期 (6月上~中旬)
【高崎市 安中市】高崎市、安中市のウメ産地では、群馬県の主力品種「白加賀」の収穫が最盛期を迎えます。「白加賀」は梅酒や梅ジュース用途として人気があり、京浜市場・量販店や加工業者へ出荷されます。
ブルーベリーの収穫始まる (6月上旬)
【西部管内】西部農業事務所管内は県内有数のブルーベリーの産地であり、県内育成品種「おおつぶ星」、「あまつぶ星」に大粒で食味の良い果実収穫が始まります。市場出荷の他、摘み取り園では6月から9月までの長い期間楽しむことができます。
露地ナスの出荷始まる (6月上旬~10月下旬)
【高崎市、安中市】高崎安中地域では6月から露地ナスの出荷が始まります。今年は、新規栽培者が11名が誕生し、関係機関が連携して巡回指導を行います。定植後の生育はおおむね順調に進んでおり、収穫開始は平年並みの見込みです。
≫ぐんま食材辞典:ナス
「なんもくの花」の出荷が本格化 (6月~7月)
【南牧村】南牧村では平均年齢約70歳の農家20名が、50品目以上の宿根草や花木の切り花生産をしています。6月に入り、スモークツリーやアナベルなどの花木類やヒメヒマワリ、リシマキアなどの宿根草の出荷が最盛期を迎えます。色鮮やかな「なんもくの花」は首都圏と北海道へ出荷されます。
イチゴ(やよいひめ)の育苗始まる (5月上旬~9月下旬)
【藤岡市、高崎市新町】多野藤岡地域は県内有数のイチゴ産地で、約80戸の生産者が「やよいひめ」を生産しています。すでに、来シーズンのイチゴ生産に向けた育苗が始まっています。秋の定植に向けて長期間に渡り日々細やかな管理が行われます。
≫ぐんま食材辞典:いちご
露地ナス出荷はじまる (6月上旬~11月上旬)
【藤岡市、高崎市吉井町】多野藤岡地域は露地ナス栽培が盛んで、6月上旬より出荷を迎えます。主に京浜・東北へ向けて販売され、霜が降りる11月頃まで収穫が続きます。
≫ぐんま食材辞典:ナス
ズッキーニ出荷はじまる (6月~)
【藤岡市、高崎市吉井町】多野藤岡地域は、ズッキーニ栽培が盛で、6月上旬から収穫が始まり、8月頃まで出荷が続きます。
≫ぐんま食材辞典:ズッキーニ
特産「下仁田ネギ」種採り作業 (6月上中旬)
【富岡市、下仁田町】群馬県の特産「下仁田ネギ」の次年度用の種採り作業が始まります。大きなネギ坊主は直径20センチメートル以上にもなります。
≫ぐんま食材辞典:下仁田ネギ
夏秋どり野菜の出荷始まる (6月上旬~)
【長野原町】長野原町は冷涼な気候を活かした高原野菜の栽培が盛んです。レタス類の出荷は5月から始まっており、6月上旬からハクサイ、6月中旬からキャベツやズッキーニ等の出荷が順次始まる見込みです。
≫ぐんま食材辞典:レタス
≫ぐんま食材辞典:ハクサイ
≫ぐんま食材辞典:キャベツ
露地ズッキーニの収穫始まる (6月中旬~10月下旬)
【吾妻郡全域】6月中旬からズッキーニの出荷が始まります。吾妻地域のズッキーニ栽培は、昭和60年から長野原町の北軽井沢応桑地区で始まり、現在、吾妻郡全域で栽培され、栽培面積も増加しています。露地栽培では県内一の生産量があります。出荷は7月~8月にピークを迎え、霜の降りる10月まで続きます。
≫ぐんま食材辞典:ズッキーニ
夏秋ダイコン出荷始まる (6月上旬~10月下旬)
【片品村】片品村は県内一の夏秋ダイコンの産地です。例年、6月上旬頃からダイコンの出荷が始まります。輪作や収穫時期に応じた品種選定などで品質安定に取り組んでいます。出荷は、10月下旬まで続きます。
≫ぐんま食材辞典:だいこん
さくらんぼ狩り始まる (6月中旬~7月上旬)
【沼田市・みなかみ町】県内一のさくらんぼ産地である利根沼田地域は、沼田市・みなかみ町を中心に約25ヘクタールが栽培されています。6月中旬から収穫がはじまり、「高砂」「佐藤錦」をはじめ数多くの品種があります。家族連れには観光もぎ取りが人気で、女性グループには食べ放題コースが人気です。
≫ぐんま食材辞典:さくらんぼ
小麦収穫盛ん (6月上旬)
【邑楽館林地域】邑楽館林地域は小麦の作付面積が約700ヘクタールの産地です。6月上旬から県育成品種「さとのそら」の収穫が始まります。
≫ぐんま食材辞典:小麦
中山間地域の田植え始まる (5月下旬~6月中旬)
【黒保根、大間々地区等】中山間地域のコシヒカリ、ひとめぼれの作付けが始まります。5月下旬から6月上旬頃が田植えの最盛期です。収穫は9月中下旬頃の予定です。酒米の作付けは6月上中旬から始まります。
≫ぐんま食材辞典:米
トウモロコシ収穫始まる (6月中旬)
【桐生市、みどり市】桐生市、みどり市はトウモロコシの栽培が盛んです。6月中旬から収穫が始まり、7月中旬まで続きます。
≫ぐんま食材辞典:トウモロコシ
田植え最盛期 (6月)
【太田市】6月は田植えの最盛期であり、月末までに約1,500ヘクタールの水田に苗が移植されます。主要な品種は「あさひの夢」、「ゆめまつり」です。
≫ぐんま食材辞典:米
エダマメ出荷始まる (6月上旬)
【太田市】太田市はエダマメの栽培が盛んです。栽培面積は約120ヘクタールで平坦地では県内一です。ハウスや不織布等の被覆資材を利用した栽培では6月上旬から収穫が始まり、8月下旬まで続きます。
≫ぐんま食材辞典:エダマメ