2月のぐんまの農業(2025年)
お節句用のハナモモ出荷 (2月上旬から)
【前橋市(宮城地区他)、渋川市(北橘地区)】お節句用のハナモモが出荷されます。畑から枝を切り調製・結束後、専用の促成室に入れて、花蕾を大きくしてから出荷します。ハナモモのピンク色はひな祭りに春の彩りを添えてくれます。
半促成ナスの定植進む (2月)
【伊勢崎市、玉村町】ハウスの中に植え付けられたナスの出荷は2月から始まり、7月まで続きます。訪花昆虫を必要としない単為結果性ナスの作付が増えています。
結束ハクサイ出荷盛ん (1~3月)
【伊勢崎市、玉村町】今年も結束ハクサイの出荷時期になりました。年末に寒さで傷まないように頭部を結束し、おいしさを閉じ込めています。冬の寒さで甘くなったハクサイを召し上がってください。
トウモロコシの種まき始まる (2~4月)
【伊勢崎市】6月~7月に収穫を迎えるトウモロコシの種まきが、2月中旬からはじまります。佐波伊勢崎産のトウモロコシは、皮がうすくジュ-シ-で甘いと高い評価を得ています。
トマトの出荷進む (1~6月)
【伊勢崎市、玉村町】トマトセンターでは、JAのブランドトマト「上州娘」の出荷が始まっています。これから順次増加し、春の最盛期を迎えます。スタンドパック(袋出荷)等の販売も実施しています。
促成キュウリの出荷始まる (2~7月)
【伊勢崎市、玉村町】管内の促成キュウリは県内でも有数の産地です。12~1月に定植されたキュウリはこの後、7月まで出荷が続きます。
冬ニラ出荷最盛期 (2月)
【富岡市、甘楽町】冬ニラの栽培が盛んな甘楽富岡地区では、約60戸の農家が栽培を行っています。また1月下旬から2月にかけて、出荷の最盛期を迎えます。
ニラは軽量野菜で高齢者や女性でも取り組みやすい野菜ですが、出荷調製の手間がかかります。そこでJA甘楽富岡では、ニラのパッケージセンターを活用することにより、出荷調製の労働を軽減しています。
県内有数のタラノメ産地・出荷最盛期 (2月上旬)
【富岡市、甘楽町】甘楽富岡地区のタラノメ栽培は、県内有数の生産量を誇ります。保温したハウスで「ふかし栽培」が行われ、天然物より早い時期から京浜市場向けて出荷しています。
高原野菜の苗作りが始まっています (2月~)
【嬬恋村、長野原町】高原野菜産地の長野原町では1月中旬、嬬恋村では2月中旬より、葉菜類のは種作業が始まります。長野原町や嬬恋村の一部では育苗用ハウスで育苗作業が行われますが、嬬恋村の多くの生産者は安中市や渋川市など嬬恋村より標高が低く、暖かい地域で行います。植え付け作業は雪解けを待って、長野原町では3月中旬頃から、嬬恋村では4月上中旬頃から始まります。
冬アジサイの出荷始まる (1月下旬~3月上旬)
【みどり市、明和町】冬アジサイはタイワントキワアジサイと西洋アジサイを交配して育成したガクアジサイで、従来の品種と比べて約2か月早く開花します。一足早い春の訪れを感じさせる鉢植えとして、全国の市場へ出荷されるほか、生産農家では直売も行っています。
秋冬ハクサイ出荷盛ん (1月~3月上旬)
【JA邑楽館林管内】JA邑楽館林管内は秋冬ハクサイの栽培が盛んです。1月下旬には出荷が最盛期をむかえています。寒風の中で丁寧に一つ一つ外葉をとって、箱に詰められ、出荷されます。3月頃まで出荷が続きます。
キュウリ・トマトの出荷始まる (2月上旬)
【桐生市、みどり市】桐生市、みどり市はキュウリ・トマトの栽培が盛んです。促成作型の収穫、出荷が2月から本格的に始まります。収穫は6月下旬まで続きます。
半促成ナスの定植始まる (2月中旬)
【桐生市、みどり市】桐生市、みどり市は県内有数のナス産地であり、無加温ハウスで半促成ナス栽培が行われています。定植は2月中旬から、収穫は3月下旬から始まります。