すみつかすれ/料理研究家考案の新作レシピ
~群馬の郷土料理”すみつかれ”を南西フランスの郷土家庭料理”カスレ”風にアレンジ~
2月最初の午の日に食べる伝統食”すみつかれ”。鮭の頭を使い酒粕を入れ煮込む料理を、鶏肉と白ワインに変えることで食べやすい味付けにチェンジし、南西フランスの人気料理”カスレ”風にアレンジ。
大和芋のすりおろしを足し、滋養もパワーアップ。
煮込むだけでなくオーブンで焼くので見た目の華やかさも。熱々をつつけば「空っ風」にも負けません!
【材料(4人分)】
- 鶏もも肉 300g
(食べやすい大きさに切り、分量外の白ワイン大さじ1をよくもみ込んでおく) - ベーコン 50g(棒状に切る)
- しいたけ 2個(薄切り)
- ほうれん草 25g(粗みじん切り)
- 大和芋 100g(すりおろす)
- 大根 500g(おろして軽く絞る)
- にんじん 1/2本(すりおろす)
- 玉ねぎ 1/4個(みじん切り)
- 水煮大豆 100g
- にんにく 2片(みじん切り)
- オリーブオイル 大さじ1
- 水 1カップ
- 白ワイン 1カップ
- コンソメ顆粒 6g
- ローリエ 1枚
- 醤油 小さじ1/2
- 陳皮 小さじ1/2
- パン粉 少々
【調理時間目安】 下準備20分 調理45分
- 鍋にオリーブオイルをひき、にんにく、玉ねぎを炒め、しんなりしたら鶏肉とベーコンを入れ炒める。
- 火が通ったらほうれん草としいたけを加えて油が廻ったら、大根、にんじん、大和芋のすりおろしを加えて混ぜ合わせ、白ワインと水、コンソメ、ローリエを入れて20分煮込む(最初は中火、煮立ったら弱火にする)。火を止める直前に醤油と陳皮を入れ、よく混ぜる。
- (2.)にパン粉をふりかけ、200℃のオーブンで15分焼く。 制作 : 料理研究家 青木 貴子