俵揚げと肉巻きおいも、里の味7種/料理研究家考案の新作レシピ
~揚げ野菜で食べる秋の風情~
食材を油で揚げて水気を減じることで野菜本来の旨味、甘味、を最大限に引き立たせ、茶色の細長い皿に盛り、味覚だけではなく、視覚的にも秋を表現しています。秋の山の小道で見つけた落ち葉や木の実のある風情が感じられるように盛り付けました。食する時には、塩に加えた花椒の山椒の実の香りが野趣を演出してくれて、いっそう楽しめます。
【材料(4人分)】
- しいたけ 8個(石づきを取って切り込みを入れる)
- れんこん 100g(0.5cm幅の輪切り)
- 里芋 6個(ゆでてつぶす)
- プチトマト 8個
- ししとう 4個(へたを切る)
- 大葉 4枚
- かぼちゃ 100g(3cm幅に切る)
- オクラ 4個(ななめ1/2に切る)
- 山芋 160g(1cmの輪切り)
- 豚バラ肉 200g
- そうめん 100g
- 花椒 大さじ2(空炒りしてつぶしたもの)
- 塩 大さじ1
- 揚げ油 適量
【調理時間目安】 15分
- ゆでた山芋をつぶして塩ひとつまみを入れて混ぜる。12個に丸めて、折ったそうめんを均等にまぶす。
- (1.)を大葉で巾着のように包む。
- 豚肉を広げて塩で下味をつける。輪切りにした里芋を豚肉で巻く。
- 揚げ油を170〜180℃に熱し固い野菜から順においしそうな揚げ色がつくまで揚げて、油をきる。
- 山芋の豚バラ巻きは別に熱したフライパンで多めの油で揚げる。
- 花椒、塩を混ぜ合わせる。
- それぞれの揚げた野菜を笹の葉を敷いた器に飾る花椒塩は小鉢に入れて添える。 制作 : 料理研究家 石川 郁菜