作物の施肥基準の利用方法

作物施肥基準の利用方法

(1)作物別施肥基準の利用にあたっての留意点

  1. 県内で多く栽培されている主要作物について施肥基準を設定した。
  2. 施肥量は目標収量を上げるための標準施肥量を県内一円で示したもので、地域の土壌や気象などの環境条件に応じ手加減する必要がある。
  3. 適用範囲は作期、作型などの範囲を示したもので、ここで掲載してある以外の作期、作型あるいは特殊な栽培をする場合は施肥量を加減する。

(2)たい肥の有効成分量を施肥設計に組み入れる

 たい肥に含まれる有効成分量は、原料の種類によって異なるため、自家製の家畜ふんたい肥の場合は表-1、表-2の数値を参考にして減肥する。
 市販の場合は、たい肥の袋等に表示してある値に以下の成分含有率を有効か率を掛けて有効成分量を算出し、基肥基準量から差し引く。

表1表2家畜ふんたい肥

 

施肥例

※注意点

  1. バークたい肥のようにC/N比が20以上の場合は窒素飢餓が心配されるので、たい肥からの窒素成分量は0として施肥基準どおりに施肥する。
  2. たい肥の有効成分量は基肥から差し引くこととし、追肥は施肥基準どおりに即効性の化成肥料等で施用する。
  3. たい肥のいずれかの成分量が基肥を上回る場合は、その成分を無施用とする。
  4. 上記以外で、含有率や有効化率が不明な場合は牛たい肥を目安とする。
  5. たい肥の施用量はリン酸またはカリの施用量が10a当たり30kgを超えないようにする。

(3)地域区分

 地域区分は作物によって異なるが、普通作物・飼料作物については表-3のように標高を基礎に、コンニャクは行政区分を主体にした。

表3「作物別地域区分」

(4)記号等について

  1. 表の中の作型模式図の記号は次のとおりとする。

    記号等について

  2. 作型模型図の読み方

    図

  3. 単位等について
    収量、施肥量、資材等の取扱量について、特別ことわりのないものは10a当たりの数値とする。

作物別施肥基準(PDFダウンロード)

  • 作物施肥基準の利用方法[PDF:483KB]
  • 普通作物[PDF:1.4MB]
    水稲(育苗[PDF:161KB])、陸稲、小麦、大麦、大豆、小豆、ハトムギ、ソバ
  • 特用作物[PDF:923KB]
    コンニャク、タラノキ
  • 野菜[PDF:2.2MB]
    【果菜類】キュウリ、トマト、ミニトマト、スイカ、ナス、イチゴ、カボチャ、オクラ
    【葉茎菜類】ホウレンソウ、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、レタス、シュンギク、ニラ、ネギ、タマネギ、ウド、ミョウガ、アスパラガス、フキ、チンゲンサイ、カキナ、コマツナ
    【根菜類】ダイコン、ニンジン、カブ、ゴボウ
    【莢菜類】サヤインゲン、サヤエンドウ、エダマメ、スイートコーン
    【いも類】バレイショ、サトイモ、ヤマノイモ、カンショ
  • 果樹[PDF:1MB]
    リンゴ、ナシ、モモ、ウメ、スモモ、カキ、クリ、ブドウ、キウイフルーツ、ブルーベリー、オウトウ
  • 花き[PDF:1.9MB]
    キク、バラ、スターチス、ナルコユリ、シンテッポウユリ、スイセン、キバナカラー、フリージア、グラジオラス、トリカブト、ストック、トルコギキョウ、デルフィニウム、チドリソウ、シュッコンカスミソウ、レンギョウ、ヤナギ類、ツツジ、ソケイ、エニシダ、サクラ、ヒバ類、ユキヤナギ、サンゴミズキ、トサミズキ、ヒュウガミズキ、ハナモモ、フイリガクアジサイ、キンバコデマリ、サンシュユ、シンビジウム、オンシジウム、ファレノプシス、ハイドランジア、シクラメン
  • 飼料作物および草地[PDF:1.5MB]
    トウモロコシ、ソルガム、エンバク、ライムギ、ホールクロップ用麦、飼料カブ、レンゲ、オオクサビキ、アカクローバ、シロクローバ、アルファルファー、オーチャードグラス、チモシー、トールフェスク、ベレニアルライグラス、イタリアンライグラス、ローズグラス、混播牧草
  • [PDF:457KB]