2024年1月

2024年1月

1月のぐんまの農業(2024年)

カーネーションの企画商品「応援花(おうえんか)」を出荷 (12月下旬~2月上旬)

カーネーション

 

 

 

【前橋市】前橋市内の鉢物生産者がカーネーションの企画商品として「応援花(おうえんか)」を商標登録し、生産しています。これは受験生を見守る方からの贈物用商品として、「花弁が散らない(落ちない)」ことにあやかったメッセージ性を込めたカーネーションです。

 

観光イチゴ園オープン  (1月上旬~)

やよいひめ

 

 

 

【渋川市】子持・赤城地区の観光イチゴ園がオープンします。
「子持観光いちご園」は4名の生産者で組織された観光園で、「やよいひめ」の土耕栽培を行っています。赤城町樽地区は4軒の観光園が隣接しており、高設栽培と土耕栽培の両方のイチゴが楽しめます。主な品種は「やよいひめ」「とちおとめ」「章姫」「紅ほっぺ」などです。各園では、新型コロナウイルス感染防止対策を実施し営業を行っていますので、安心してお越しください。なお、生育状況により営業時間等が変更になる場合もありますので、ご注意ください。

 

佐波伊勢崎トマトセンター「上州娘」出荷本格化  (1月)

トマト

 

 

 

【JA佐波伊勢崎トマトセンター】佐波伊勢崎地区は県内でも有数のトマト産地です。収穫されたトマトは、JAトマトセンターへ運ばれ、選果機で効率的に等級が分けられ、箱詰めされます。選果されたトマトは、「上州娘」のブランド名で京浜地区を中心に出荷されます。

 

冬菜の出荷盛ん~シュンギク・コマツナ~  (1月)

シュンギク

 

 

 

【伊勢崎市】佐波伊勢崎地区では、シュンギクやコマツナ栽培が盛んです。ハウスで生産されたシュンギクは軟らかく香りもよく、鍋料理やすき焼き・天ぷらの具材として使われます。また、コマツナは、あっさりした味わいであくが少なく、用途が広いのも特徴です。冷たい北風にも負けない耐寒性のあるコマツナは、東京風の雑煮には欠かせない食材の一つです。

 

ニラの出荷盛ん  (1月)

ニラ

 

 

 

【伊勢崎市】佐波伊勢崎地区のニラ栽培は、昭和30年代から始まり、県内でも有数のニラ産地です。作付面積の多い生産者の中には契約出荷を行う生産者がおり、冷凍ギョウザ等の材料にもなっています。ニラの出荷は周年化されていますが、1月~5月の出荷が特に多くなっています。

 

冬あじさい品種「スプリングエンジェル」などの出荷始まる  (1月中旬~)

スプリングエンジェル

 

 

 

【前橋市、伊勢崎市】県が育成した冬アジサイ「スプリングエンジェル」シリーズなどが前橋市・伊勢崎市の鉢物生産農家3戸から出荷されます。冬に開花する常緑性のアジサイで花(装飾花)の大きさが特徴です。

 

県育成トマト「甘しずく」の出荷始まる  (1月中旬~6月下旬)

トマト(甘しずく)

 

 

 

【前橋市】前橋市では約10戸のトマト生産農家が群馬県育成品種「甘しずく」を栽培しています。果実は小振りながら、甘さと酸味のバランスの良さと濃厚な味が特徴です。1月中旬から出荷が始まり、6月下旬まで一部スーパーや直売所などで販売されます。

 

アレッタ出荷本格化  (1月~3月)

アレッタ

 

 

 

【伊勢崎市】佐波伊勢崎地区では、若手生産者を中心に15名がアレッタ栽培に取り組んでいます。アレッタは、ブロッコリーとケールを交配した栄養価の高い新野菜です。12月から出荷が本格化し、3月まで継続的に市場や直売所に出荷されます。アレッタを多くの消費者に知ってもらうために、生産者が主体となって積極的に販促活動に取り組んでいます。

 

~糖度と味にこだわり~高糖度ミニトマトの出荷迎える(1月~5月)

トマト(初恋物語)

 

 

 

【伊勢崎市】JA佐波伊勢崎では味と糖度にこだわったミニトマト「ル-ジュの宝石箱」の栽培に取り組んでいます。主に京浜市場に出荷され高い評価を受けています。また、管内の直売所でも販売されており、甘くて美味しいと評判です。丹精込めて栽培された、高糖度ミニトマトをフル-ツ感覚で召し上がってください。

 

辛み大根出荷盛ん~冬の辛さは格別です~(周年)

辛味大根

 

 

 

【伊勢崎市】佐波伊勢崎地区では、周年で辛み大根の栽培に取り組んでいます。普通の大根よりも小さくて辛味の強い大根です。水分が少なく、おろしても水っぽくならないため、薬味として最適です。周年で出荷されますが、冬は辛さが格別です。

 

促成キュウリの出荷始まる  (1月下旬)

きゅうり

 

 

 

【高崎市吉井町】高崎市吉井町は古くから施設キュウリ栽培が盛んで21戸の生産者が栽培を行っています。12月上旬から促成栽培の定植が始まり、1月から6月頃まで出荷されます。

 

化学農薬の使用を減らすイチゴづくり(1月上旬)

やよいひめ

 

 

 

【富岡市内イチゴハウス】甘楽富岡地域では、イチゴ「やよいひめ」の栽培が盛んで、1月に出荷最盛期を迎えます。天敵昆虫を利用した害虫防除に取り組む農家が増えており、化学農薬の使用を抑える取組を行っています。

 

乾燥芋の販売が最盛期  (12月中旬~1月下旬)

干し芋

 

 

 

【富岡市、甘楽町、下仁田町、南牧村】12月から販売を開始した乾燥芋が、最盛期を迎えます。群馬特有の空っ風を利用して天日でじっくりと乾燥した乾燥芋は、品種や皮の剥き方にもこだわっており、人気があります。甘楽富岡管内の直売所で好評販売中です。

 

リンゴの整枝・せん定作業始まる  (1月~3月)

りんご

 

 

 

【中之条町、長野原町、高山村、東吾妻町】吾妻地区は、リンゴが約31ヘクタール栽培されている産地です。1月には各町村で整枝せん定講習会を実施し、それを節目に各農家が本格的なせん定作業を開始します。整枝・せん定作業は、生産量や果実品質の良否に係わる重要な作業のため、高い技術が求められます。

 

山菜の王様「タラの芽」出荷始まる  (1月~3月)

タラノメ

 

 

 

【中之条町、高山村、東吾妻町】吾妻地域では新春を迎えると山菜の王様「タラの芽」の出荷が始まります。畑で育てたタラの木を一芽毎に切り分け、ビニールハウスのプールに並べて催芽・収穫・出荷します。群馬県育成品種「ぐんま春王」も出荷されます。

 

早春を彩る「枝物」の出荷始まる  (1月~4月)

ハナモモ

 

 

 

【中之条町】中之条町伊参、沢田地区を中心に、レンギョウ、ハナモモ、サクラなど早春を彩る枝物の栽培が盛んです。切り枝を温室に入れ開花を促す「ふかし」と呼ばれる技術により出荷される枝物は、市場から高い評価を得ています。

 

イチゴの出荷が本格化(12月中旬~)

やよいひめ

 

 

 

【沼田市、川場村、昭和村、みなかみ町 】利根沼田地域では、イチゴのハウス栽培が盛んで、促成栽培の「やよいひめ」、半促成栽培の「おぜあかりん」が栽培されています。「やよいひめ」は12月中旬から6月まで、「おぜあかりん」は3月下旬から7月まで出荷されます。

 

果樹のせん定作業が始まる (1月~)

りんご

 

 

 

【管内】利根沼田地域では、リンゴ、ブドウ、オウトウ等の果樹が栽培されており、1月からせん定作業が始まります。積雪のある果樹園での作業は大変ですが、枝や蕾の状態を確認して、不必要な枝を切り除いていきます。

 

促成キュウリ出荷始まる  (1月~6月)

きゅうり

 

 

 

【桐生市、みどり市】桐生みどり地域では、促成キュウリ栽培が行われています。12月に定植し、出荷は今月から6月まで続きます。

 

秋冬ハクサイ出荷盛ん(1月~3月中旬)

ハクサイ

 

 

 

【JA邑楽館林管内】JA邑楽館林管内は秋冬ハクサイの栽培が盛んです。1月には出荷が最盛期をむかえます。寒風の中で丁寧に1つ1つ外葉をとって、箱に詰められ、出荷されます。3月上旬頃まで出荷は続きます。

 

イチゴ「やよいひめ」出荷盛ん(12月~5月)

やよいひめ

 

 

 

【JA邑楽館林管内】群馬県育成品種「やよいひめ」の出荷が本格化してきました。館林市内を中心に約40戸の農家で生産されています。他品種に比較すると、淡い上品な色合いの大玉イチゴで果皮が硬く、日持ち、輸送性に優れています。ハウスの中で大きく育った赤色の果実は丁寧にパック・箱詰めされ、出荷されます。収穫は5月まで続きます。

 

促成キュウリ出荷始まる(1月~6月)

きゅうり

 

 

 

【JA邑楽館林管内】JA邑楽館林管内は日本有数のキュウリ産地です。12月に定植されたキュウリの出荷が始まりました。冬の日照が多い気象条件を利用して、ハウスでキュウリを栽培しています。出荷は6月まで続きます。

 

加工業務用キャベツ、レタスの出荷盛ん(10月~5月)

キャベツ

 

 

 

【JA邑楽館林管内】JA邑楽館林管内では、加工業務用のキャベツとレタスの産地化に取り組んでいます。今年度はキャベツ82ヘクタール、レタス15ヘクタールが作付けされ、今後さらなる規模拡大が期待されます。

 

薮塚こだまスイカの定植盛ん  (12~2月)

小玉スイカ

 

 

 

【太田市】太田市薮塚地区は、こだまスイカの栽培が盛んです。定植作業は12月から始まり1月にピークを迎えます。例年3月1日から収穫が始まり、京浜市場に向けて出荷されます。

 

高糖度トマト(ブリックスナイン)出荷始まる(1月~7月上旬)

トマト

 

 

 

【太田市】太田市新田地区では群馬県農業技術センターが開発した栽培方法を用いて、11名の農家が糖度9%以上というフルーツ並みの甘さを持ったトマトを栽培しています。JA邑楽館林と共計出荷しており、京浜市場等へ出荷されます。