旬感ぐんま

旬感ぐんま  2013年8月~10月

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今食べたい!旬の食材ネギ

  • 夏秋キャベツ出荷量 全国第1位
      群馬県の西北端に位置する吾妻郡嬬恋村。周囲を2,000メートル級の山々に囲まれ、標高700~1,400メートルの高原が広がります。この嬬恋村の特産と言えばキャベツ。7月から10月にかけて出荷される夏秋キャベツの出荷量は日本一を誇り、この時期、首都圏で消費されるキャベツの8割を嬬恋産が占めると言われるほどです。
      夏の高原特有の冷涼な気候、昼夜の温度差、降り注ぐ陽の光に輝くみずみずしい朝露……。この恵まれた栽培条件の下、巻きがしっかりした柔らかくて甘みがあるシャキシャキとしたキャベツが作られています。
    高原で育った新鮮なキャベツ
      つまごいパノラマラインへと車を走らせると、そこは見渡す限り一面に広がるキャベツ畑。嬬恋村だけで3000ヘクタール、およそ500戸の農家がキャベツを栽培しています。黒岩大門さん(37)もその一人、今年は7ヘクタールの畑を手がけています。
      「この広さ、この規模が、嬬恋キャベツの強みなんです」年間6万ケース、最盛期には日に700ケースを超える量を出荷する黒岩さん。「日本のどこを探しても、これほどキャベツに特化した産地はありません。大量に、しかも安定した品質で出荷することができる。嬬恋村のどのキャベツを食べても、おいしいと感じてもらえるはずです」
      8月から9月が夏秋キャベツの出荷最盛期。午前2時から収穫作業が始まります。作業が集中しないように、畑ごとにしっかりと収穫期を管理する。本当においしい状態で収穫するためには、そんな技術が欠かせません。こうして収穫されたキャベツは、すぐに予冷庫に入れられ、鮮度を保ったまま首都圏へ出荷されるのです。
      「消費者の皆さんには、実際にキャベツの産地を見にきてもらいたいですね。どんな環境でキャベツが育てられているかを見ていただければ、もっとキャベツを好きになってもらえると思います」
      今年は天候に悩まされました。春先には大雪が降ったり、その後は雨が非常に少なかったりと、本当にいいことがなかったんです。4月20日から定植を始めたんだけど、GW前には枯れてしまって急いで植え替えです。キャベツを始めて8年、これまでも大変なことはあったけど、初めてですよ、苗が枯れるなんて。
      一緒にやっている父は、この道40年。いまだに現役です。キャベツ栽培は天候に左右されることも多いから、父の経験に学ぶことも多いですね。自分は10年ほど会社勤めをしてからこの業界に入りましたが、初めのうちは朝は早いし、仕事はきついし、大変だったけど、父に助けられながら何とかやってきた。今では本当にやりがいを感じています。何より苦労して育てたキャベツを知り合いや親戚に配ったときに「おいしかったから、またちょうだい」そう言われるのが一番嬉しいんですよ。
    黒岩 大門さん(群馬県嬬恋村)
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  • グッドぐんまの産地交流会 夏 開催報告
      7月28日(日)に開催した本年度第一回目の「グッドぐんまの産地交流会」。群馬県産農畜産物販売協力店の関係者の皆様にも、多数ご参加いただき、誠にありがとうございました。連日気温35度を超す猛暑が続く太田館林地域を訪問した産地交流会の一日をリポートします。
    (1)エダマメ農家訪問
       早朝に収穫を終えたエダマメが、脱莢、選別、洗浄を経て袋詰めされていく様子を見学しました。 収穫の5分の1も廃棄して品質を維持していること、鮮度を維持するために特殊なフィルムで包装していることなど、生産者・大川さんのひたむきさが印象的でした。
    (2)ヤマトイモ畑見学
      緑のじゅうたんが一面に広がるヤマトイモ畑で尾島大和芋研究会の石川さんからお話を伺いました。水やりや肥料くれなど、夏場の栽培管理が重要なのだとか。時期によっては甘みの強いヤマトイモが出荷されることもある、というお話には、皆さん興味深く耳を傾けていました。
    (3)ニガウリ畑見学
    「いつもよりだいぶ涼しいです」とJA担当者は笑いますが、昼下がりの最も暑い時間の見学となりました。 歯ごたえのあるニガウリを出荷するために、早朝涼しいうちに収穫するそうです。  本場沖縄からも視察に訪れるほど確かな栽培技術が評価されています。 エダマメにヤマトイモ、そしてニガウリ……。どれをとっても群馬東部地域の夏を代表する農産物。ほ場の風景ともどもご記憶に留めておいていただいて、売り場で見かけた際には、ぜひ群馬県産をお買い求めいただけたら幸いです。
    昼食や試食など、実際に召し上がっていただいた際には、おいしいと好評だった一方で、もっと素材の良さを味わいたい、料理ではなくて野菜そのものの味が知りたい、そんなご意見も頂戴しました。こういったご意見も参考にさせていただいて、次回以降、より一層充実した産地交流会にしてまいります。  次回の開催は冬。群馬の冬だからこそおいしい、そんな食材と産地をご用意しお待ちしております。今回ご参加いただけなかった皆さんもぜひ、お越しください。
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編集後記

  •   いつも「旬感ぐんま」をご覧いただきありがとうございます。
      今回はキャベツ出荷最盛期を迎えた嬬恋村へ、キャベツ農家の黒岩さんのお話を伺いに行きました。恥ずかしながら初めての嬬恋村訪問でしたので、見渡す限り一面に広がるキャベツ畑にただ圧倒されてしまいました。黒岩さんに"オススメのおいしいキャベツの食べ方"を尋ねたところ、これが意外や「生のキャベツに醤油とマヨネーズ」が黒岩家流なのだとか。試してみたら、これがなかなかの美味。嬬恋キャベツの素材の良さを味わえる一品でした。皆さんも是非お試しください。
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